当研究所の英訳名称、略称、ロゴ、及び規程の改定
英訳名称及び略称の改定
当研究所、アリビナ宇宙科学研究所の公式の英訳名称を「Al’bina Institute for Space and Universal Studies」に変更することとなりました。2025年7月20日に緊急で行われた役員総会において、以前の英訳名称「Al’bina Institute of Space and Astronautical Science」英訳名称が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙科学研究所(ISAS)と被ってしまっている問題について議論されました。この英訳名称については旧ソ連時代の二代目の代表が改定し名付けたものですが、結果として宇宙科学研究所の英訳名称に「Al’bina」が付いただけのものとなっていました。そこで、日本国の国家レベルの宇宙開発期間であるJAXAの研究所と混同されることは、宇宙科学研究所(ISAS)及びJAXAと法的な問題を生む可能性があり、更に当研究所の研究成果が宇宙科学研究所(ISAS)のものと誤解されるという状況を生むのは、当研究所にとっても良くありません。また確認はできませんでしたが、この宇宙科学研究所(ISAS)の英訳名称Institute of Space and Astronautical Science及びその略称ISASについては、日本国では商標登録がされている可能性もありました。更に以前の当研究所の略称であるAISASについては、既にその文字列で「エーサス」及び「アイサス」のどちらの読みでも商標登録がされていることが確認されました。このことから他法人との衝突を避けるために、英訳名称及び略称を変更することとなりました。
再建後の当研究所は、宇宙科学分野以外にも架空世界「エールフレット」などの研究創作も行っており、様々な分野の研究・開発・創作を行っています。このため前の英訳名称Al’bina Institute of Space and Astronautical Scienceは結果的に現在の当研究所の本質を捉えた名称ではありませんでした。このため、宇宙研究に関する訳語は主軸に添えつつ、「多くの物」「普遍的な学問」を意味するUniversal Studiesを加えることで、当研究所の実情を反映し、「Al’bina Institute for Space and Universal Studies」に変更することとなりました。
これに合わせて略称が考えられました。当初の意見ではAISUSとするという意見もありましたが、響きから「AISU」が選ばれました。ここで現所長田上氏より、「Space」と「Studies」の二つの「S」を併せてエスツェットにするのはどうか、との意見が上がりました。しかしエスツェットは一部フォントでは対応しておらず、基本アルファベットに含まれないため、インターネット上で用いるには不向きです。そこでアナログでは田上氏の提案通りに「AIẞU」、デジタルでは「AISU」とすることが決定されました。この略称は「アイス」と読まれ、当研究所のエンブレムとも親和性の高い物として評価されます。
ロゴの改定と新ロシア語名称の制定
上記の決定に基づき、現所長田上氏は即日、新略称「AIẞU」でのロゴ制作にかかりました。ここで田上氏はデザイン性の観点からAIẞUの「U」部分には、教会スラヴ語の写本で用いられるというカリグラフィックなキリル文字の古いуを用いました。この意味付けとして田上氏は、Space and Universal Studiesの教会スラヴ語の訳語にучения вселеньскагоを用いたと説明しており、この中で「教え、教義、理論・体系」を意味するучениеの頭文字を使うことで、ロシアに起源があること、及び正教会的神秘性を強調した、と説明しました。ロゴの詳細については田上氏のホームページをご覧ください。
この新たなロゴの制定は、旧名称を使い続けていた当研究所のロシア語名称の制定にも繋がりました。上述の通り、田上氏はロゴの意味付けとして「Space and Universal Studiesの教会スラヴ語の訳語にучения вселеньскагоを用い」ました。この教会スラヴ語の訳語に相当する現代ロシア語の語を、ロシア語名称に用いればよいのではないか?そう考えられました。そこでこの教会スラヴ語に対応するロシア語の訳語として「Вселенского Учения」を当て嵌め、結果として新ロシア語名称は「Институт Вселенского Учения «Альбина»」と制定されました。
規程の改定
2025年7月27日の15:30に役員総会を再度招集し、規程の改正が行われました。規程の改正は主に第1章「当研究所の名称の規程」で、改定された箇所は1章1節の第3項から第6項です。1章2節には第6項及び第7項が追加されました。また日本語版ではマルチレベルリストのスタイルを第7章『禁止事項規程「AIẞU禁忌目録」』のみ古風のスタイルに変更され、章全体に統一感を持たせました。この他には英語版の規程の名称を現在の名称に改正し、その他前略称を用いていた箇所は新略称に改正されました。そして目次とページ番号を追加しました。改正された規程については、当研究所の規程のページをご覧ください。
2025年 7月27日
アリビナ宇宙科学研究所
副所長 能美葉月