新年明けましておめでとうございます
親愛なる皆様
謹んで新年のお慶びを白し上げます。
「全てのものには時があり、全ての業には季節がある」(伝道書 3:1)という聖書の言葉の通り,2025年を振り返りますと,正に時の流れと共に長年の謎が次々と解き明かされた,記念すべき一年となりました。当研究所では,エールフレットの暦学研究に於いて,画期的な進展を遂げることができました。長年未決定であった標準公暦「フーリカ暦」及び標準季節暦「セオトス暦」が遂に確立され,これに伴い時計が製作され,更には日付・時刻変換システムも登場しました。更に2024年8月29日に決定した,エールフレットの国際通貨「ニクロ」のレートに従って,エールフレット通貨のリアルタイムレート表示システム「AISU-EICE」という実用的なツールが誕生致しました。忍耐強く待つ者は、良き実りを得る(Ὁ ὑπομένων καρπὸν ἀγαθὸν λαμβάνει)」というギリシアの諺にある様に,様々な研究の積み重ねが一つの大きな成果へと結実したのです。
亦,宇宙研究の分野に於きましても,大型彗星の観測を2回実施し,「名ばかり」と自ら評していた宇宙科学研究の名に恥じぬ成果を上げることができました。詩篇の「主を待ち望め。雄々しくあれ。心を強くせよ」(詩篇 27:14)という御言葉の如く,一つ一つの観測を丁寧に積み重ねた結果であります。
2025年の成果は,決して偶然ではありません。「急ぐ者は道を誤る(Торопливый дважды дело делает)」という教えを胸に,基礎研究を着実に積み重ねてきた結果であります。特に暦学研究では,理論構築から実装まで,一貫した取り組みが実を結びました。これは「最初の一歩が最も重要である(Ἡ πρώτη ἀρχὴ τὸ ἥμισυ τοῦ παντός)」というギリシアの知恵が示す通り,日々の地道な努力の賜物であります。
2026年は,これらの基盤の上に更なる発展を目指します。第一に,確立された暦システムを活用し,エールフレットの文化史・社会史の研究を深化させます。第二に,宇宙観測の実績を活かし,天体力学的研究の体系化と定期観測プログラムの確立を図ります。第三に,既存のエールフレット未解決問題への実効的なアプローチを継続し,新たな知見の獲得を目指します。本年の大きな目標としましては,「フーリカ語」等の公式解説ページを扱う架空世界研究室(IWL)等の内部組織・下位組織の必要なホームページを完成・公開することが挙げられます。第五〇一青連星音楽隊プロジェクトで本年に公開を予定しています,王国マハヴォーエの国歌がありますが,こちらにはフーリカ語が使われていますので,公開までに解説ページが必要であると,このように考えております。架空世界エールフレット,そして架空言語フーリカ語を多くの方に知って頂き,当研究所の創作・研究の集大成に触れていただきたいと願っております。
「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん」(マトフェイ 7:7)という主イイスス・ハリストスの御言葉の様に,真理を求める者には道が開かれます。我々は焦ることなく,然し弛まず,一歩一歩着実に歩みを進めて参ります。
本年も研究所一同,知の地平を広げるべく,情熱を持って研究・創作活動に取り組んで参る所存です。皆様の変わらぬご支援とご指導を賜りますよう,心よりお願い白し上げます。
2026年 1月1日
アリビナ宇宙科学研究所
所長 田上彩夏
